手探りって

クラスの子は情緒障害や知的障害をもっているだけあって、情緒不安定になりやすい。学年主任は「子どもは正直だから、何か原因のヒントになる情報を発信しているはずだよ。冷静によく分析して」と言うのだけれど、その発信量の多さ(笑)に原因が特定しにくい。冷静になったってなかなか分からない。
そこで、このごろSEの卵だったときを思い出し
・状況を変えてみる(人、授業内容など)
・反応を変えてみる(顔の表情、声量、声色、話すスピード)
・場所を変えてみる(教室)
・時間を変えてみる(長時間・短時間、午前午後)
・前日との状況の違いを把握する
などなどを一つずつしらみつぶしにやっている。テスト条件を変えて、バグを摘出するみたいに。
最悪、私が不安定の原因であることがありうるので、しらみつぶしに。
そんなこんなで現在のクラスが残り10日になり、今日はなんだか多少子どもの様子が違った。これが、今日の指導が良かったからなのか、はたまた子どもの内面には来学年に持ち越しの不安をはらんでいるのか。。。
来週は親御さんにも相談しながら、なんとか卒業式には参加させて自信をつけてあげたいな。残り9日。カウントダウンだ。