野田秀樹

初めて生で野田さんの芝居を観た。「走れメルス 少女の唇からはダイナマイト!」パンフレットで野田さん自身抽象性が高いと言っているけれど、やっぱり分からない。けど、なにか辻褄が最後には合っているのよ。分からないけど、面白いのよ。すごいよね、それって。一番言いたいことは何だかわからないけど、その切れ端みたいなものは少し捕まえられたかなぁ。でもほとんど分からない(笑)もう少し後の脚本の方が分かりやすいかなぁ。
分からなくても面白い。ある程度そうなることを予想してチケットを買ってはいたのです。芝居のスピードについていけなくても、スピードとパワーに酔ってしまえば満足できるだろうって。そしてその通りになったわけで。ああ、面白かった。おなか一杯。